『豊かな未来』に向けた
建設コンサルタントの挑戦

私たち北海道の建設コンサルタントは、ミッションとして目指す『豊かな未来』の一つの形である「交通からみた未来の北海道の姿」の実現に向け、より一層貢献できるよう、私たち自身も変化、成長していきます。

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新たな社会システムの提案者へ

これまで建設コンサルタントは、主に行政により発注された業務の仕様を満たすことを目的とした技術的提案活動を行ってきました。しかしながら、私たちがミッションとして目指す『豊かな未来』の実現のためには、建設コンサルタント自らが時代を先取りし、社会の課題解決や価値創造に向けて効果的で実効性の高い提案を行っていく必要があると考えています。
それは例えば、変わりゆく世界情勢や国民・道民の価値観への対応、グリーン社会やSDGsを目指した持続可能な社会の創造などのために、新技術や高度な分析・評価技術を身につけ、新たな制度設計や政策実現に向けたロードマップづくり、さらにはファイナンスのあり方までも提案していくといったようなことです。
こうした提案を私たち建設コンサルタントが率先して行うことで、『豊かな未来』のビジョンを明確に描くことができ、地域社会に新たなムーブメントを起こせるのではないかと感じています。そのために今後は、これまでに蓄積してきた技術に加えて、高度かつ最新の技術や仕組みを取り入れた新たな社会システムの提案者となることを目指します。

2
新たな社会的機能の担い手へ

建設コンサルタントはこれまで主に請負事業者として、行政等によるインフラ政策実現のための役割を果たしてきました。しかしながら、『豊かな未来』の実現に向けては、さらに一歩踏み込んだ新たな社会的機能を担う必要があると考えています。
それは例えば、複雑化していく社会システムや各種事業の運営などを担うマネジメト機能、行政・事業者・利用者間の橋渡し機能、地域のインフラ教育や各種プロジェクトを遂行するためのコーディネート機能などです。
こうした新たな機能が地域社会の様々なシーンに浸透・定着することで、『豊かな未来』に近づけることができると感じています。そのために今後は、請負事業者としての役割を果たすだけではなく、様々なプロジェクトのマネジャーやコーディネーターなど、新たな社会的機能の担い手となることを目指します。

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次代を担う若者たちにとって魅力的な業界へ

建設関連業界を目指す若者たちにとって建設コンサルタント業界は、これまで長時間労働や社会の裏方を担う職業などといったネガティブなイメージが先行していたのではないかと思っています。一方で、私たちが目指す『豊かな未来』の実現に向けては、共に立ち向かう次代を担う優秀な若い人材を確保していく必要があり、そのためにも、このミッションを機会に、働き方や社会における役割をポジティブなものに変革していく必要があると思っています。
それは例えば、新たな社会システムの提案者や新たな社会的役割の担い手を発掘・育成するプログラムの開発や、リモートワークやワーケーションなど多様な働き方の導入、さらに労働に対する適切な処遇への改善などです。
こうした取組を着実に実現させていくことで、建設コンサルタント業界はより魅力的な業界へと成長し、そして『豊かな未来』の実現を共に目指す人材も確保・育成できると考えています。そのために今後は、次代の若者たちにとって魅力的な業界へとさらに発展させていくことを目指します。

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