一般国道12号 新空知大橋

重要用語説明

  • 生産空間

    主として農業・漁業に係る生産の場(特に市街地ではない領域)を指す。生産空間は、生産のみならず、観光や再生可能エネルギーなど、多面的・公益的機能を提供している。8期目となる北海道総合開発計画において示された概念。

  • IC、SA、PA

    高規格道路上にある施設のことで、IC:インターチェンジ、SA:サービスエリア、PA:パーキングエリアを示す。本提言書では、「交通結節点」としての活用可能性について提言している。

  • 交通結節点

    新幹線、電車、バス、タクシー、レンタカー、シェアモビリティなど、様々な交通手段の接続が行われる乗り換え拠点のこと。本提言書では、規模が大きなものを交通ターミナル、小さなものをモビリティスポットと称している。

  • BIM/CIM〔ビム(シム)
    Building
    (Construction) Information Modeling〕

    計画、調査、設計段階から3 次元モデルを導入することにより、その後の施工、維持管理の各段階においても3 次元モデルを連携・発展させて事業全体にわたる関係者間の情報共有を容易にし、一連の建設生産・管理システムの効率化・高度化を図る取組のこと。

  • コミュニティ交通・デマンド交通

    コミュニティ交通(バス)とは、既存路線以外のバスのこと。デマンド交通とは、バスや電車などのようにあらかじめ決まった時間帯に決まった停留所を回るのではなく、予約を入れて指定された時間に指定された場所へ送迎する交通サービスのこと。

  • MaaS〔マース〕
    Mobility as a Service

    地域住民や旅行者の移動ニーズに対応して、複数の公共交通やそれ以外の移動サービスを最適に組み合わせて検索・予約・決済等を一括で行うサービスのこと。観光や医療等、交通以外のサービス等との連携により、移動の利便性向上や地域の課題解決にも資する重要な手段となる。本提言書では、物流においても同様の概念を提案している。

  • データプラットフォーム

    BIM/CIMにより作成される3次元モデルデータや、地盤情報、民間建築物等の国土に関する情報をサイバー(仮想)空間上に再現し、さらに官民が保有する交通や物流・商流等の経済活動に関するデータや気象等の自然現象に関するデータを連携させ、施策の高度化やイノベーション創出を目指すもの。

  • シーニックバイウェイ制度
    〔日本風景街道〕

    景観・シーン(Scene)の形容詞シーニック(Scenic)と、わき道・より道を意味するバイウェイ(Byway)を組み合わせた言葉のことであり、地域に暮らす人が主体となり、企業や行政と手をつなぎ、美しい景観づくり、活力ある地域づくり、魅力ある観光空間づくりを行う取組のこと。

  • 観光ONE ID〔ワン・アイディー〕

    来訪した観光客に固有のIDを付与し、観光客のあらゆる旅程(移動、宿泊、食事、イベント参加、買い物、手荷物預け等)における認証、決済を一元処理することで、顔パスによる旅行ができるといった本提言書における概念のこと。

  • デジタルツイン

    リアル(現実)空間から収集したデータを使い、サイバー(仮想)空間上に同じ環境をあたかも双子のように再現する技術のこと。交通施策に適用することで、設備保全、品質向上、リスク低減、期間短縮、コストダウン、アフターサービスの充実等が期待できる。

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