稚内市立稚内南小学校、釧路市立美原小学校で「防災出前授業」を実施しました(事業推進委員会)
令和7年9月4日(木)に稚内市立稚内南小学校、9月6日(土)に釧路市立美原小学校で「防災出前授業」を実施しました。稚内市立稚内南小学校では今年で4年目、釧路市立美原小学校では今年が初めての実施となります。
稚内市立稚内南小学校では3年生約60人を対象に、釧路市立美原小学校では3年生25名、4年生30名を対象に実施しました。「防災出前授業」では、当支部が札幌市立大学と共同制作した教材「防災勇者」を活用しながら、児童が防災について理解を深めるきっかけを提供しています。
「防災勇者」は、東日本大震災を教訓に制作したボードゲームで、児童が楽しく遊びながら防災について学ぶことができるように設計されています。プレーヤーは「津波」「地震」などの災害カードを「高い所に逃げる」「耐震補強」などの防災対策カードで退治しながらゴールを目指します。協会員が学校を訪問し、直接「防災勇者」の遊び方を教えることで、児童の防災意識向上や社会資本整備の重要性についての理解を図っています。また、この「防災出前授業」を実施させていただきました小学校様には、「防災勇者」を寄贈しています。また、「防災勇者」の他にもハザードマップを活用し、自分たちが暮らしている地域の災害リスクについても学ぶ機会としています。
「防災出前授業」を通じて、災害が発生した際に自ら避難行動できる意識を持つことや、防災について理解を深めるきっかけになってくれることを期待しています。
(今回までの活動実績)
・小学校様での防災出前授業:平成26年から実施し、延べ21校