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提言書「建設コンサルタントが切り拓く北海道の未来~交通からみた未来の姿2050」について

 建設コンサルタンツ協会の令和4年度事業計画において、「社会資本整備のあり方と建設コンサルタントの役割の提案」に関する検討が位置づけられ、これを受け、北海道支部においても今後、建設コンサルタントが果たすべき新たな役割等の提案に向け検討することになりました。

 北海道支部では、令和4年6月に支部会員会社に所属する若手を中心とした11名からなるWGを立ち上げ、計6回のWG会議を開催し、提言書をとりまとめました。令和4年12月には中間報告書をとりまとめ、本提言内容を国土交通省で検討中であった「新たな北海道総合開発計画」の参考にしてもらうべく、北海道支部長より北海道局長に提出しました。
その後、令和5年4月に完成した最終提言書につきまして、本ホームページにて公開させていただきますので、ぜひご覧ください。

 

<提言書の構成>
【タイトル】建設コンサルタントが切り拓く北海道の未来 ~交通からみた未来の姿2050~
・エンジニアが持つ未来への課題 建設コンサルタントが未来に向けて取り組むミッション
・建設コンサルタントが目指す 交通からみた未来の北海道の姿
 1.交通分野が先導して実現するゼロカーボン北海道
  1)ゼロカーボン北海道を実現する基盤をつくる
  2)交通分野が水素活用の入口をつくる
 2.誰もが自由に移動でき安心して暮らしていける北海道
  1)都市や拠点と生産空間を安全で速くつなぐ道路ネットワークをつくる
  2)北海道の広さを克服する高速移動交通網をつくる
  3)クルマを運転しなくても移動できる公共交通網をつくる
 3.人・モノ・サービスが行き交い活力みなぎる世界の北海道
  1)食料供給の安定と拡大を目指した新たな物流基盤をつくる
  2)世界の北海道としての魅力を最大化する新たな観光基盤をつくる
  3)世界標準の新たな都市空間をつくる
 4.防災・減災・国土強靭化に対応した安全・安心な北海道
  1)自然災害や老朽化に強い道路基盤をつくる
  2)災害時や冬期間でも安全・安心な道路環境をつくる
  3)いかなるときでも確実に機能する交通基盤をつくる
・強化すべき主要な交通インフラ〔マップ〕
・『豊かな未来』に向けた建設コンサルタントの挑戦(チャレンジ)
・識者からのことば